こんにちは。

まろたぬき(marotanuki)です(^^)


今回は
「子宮内膜症 〜若い発症者は何故摘出手術しないの?〜」
がテーマです。



まず、筆者が子宮内膜症だと診断されて率直に思ったことは

「ディナゲストを服薬しても治るわけではないのか…」

でした。



そして、
主人に子宮内膜症を診断された件を伝えると、主人は・・・

「手術してとってしまう方法はないのか?」

と聞かれました。


なるほど!


とその時は思ったのですが、
よくよく調べてみると若い発症者が摘出手術を選ばない理由がわかってきたのです。






■子宮内膜症とは
正常であれば子宮内にしか作られない膜が子宮以外の場所にも作られてしまったり、それが剥離を繰り返してしまったりする女性特有の病気です。

詳細は↓↓↓
▶子宮内膜症とは ブログ記事はコチラから
治療相談

■子宮内膜症の治療法
子宮内膜症の治療法は病気の進行具合、妊娠の希望があるかなど、病院や相談する担当医によって提案される方法も違ってくると思いますがmarotanukiが知っているだけで下記の方法があります。

・薬物療法
・手術療法(摘出・病巣除去)
・妊娠する

手術での摘出以外は根本的な治療ではないと思います。

病巣除去も一見根本的な治療に思えますが、
生理は毎月閉経までやってきます。


ということは、
せっかく病巣を取り除いても
また新たな病巣の発生・癒着の繰り返しになってしまいます。


薬での治療・妊娠してしまうのも子宮内膜症の根本的な治療とは言い難いです。

薬での治療はピルやディナゲストの服薬ですが、
あくまで進行を遅くしてくれたり、
服薬以降の内膜の異常をおさえてくれるものだからです。


妊娠も同じで
妊娠中は生理が起きない為病巣の癒着などが起こりませんが、
出産を終えるとやがてまた生理がおきます。


生理がおきるということはまた新たに病巣が発生・癒着していきます。





■若い発症者(20~30代)が手術を選ばない理由
若い発症者が子宮内膜症発症者が手術を選ばない理由は多いくわけて2つあります。

①子どもを産む選択肢がなくなる

②更年期障害を発症する可能性がある


『①子どもを産む選択肢がなくなる』ですが、
子宮や卵巣などの女性特有の臓器を摘出することで妊娠・出産が不可となります。


現代では晩婚化も進んでおり、
20~30代といえばこれから結婚・妊娠・出産を意識する人が増えてくる年齢だと思います。



そんな大事な時に
既に子宮や卵巣などの臓器がない為、
そういった選択ができない・・・

となると安易に手術に踏み込める人は少ないと思われます。



筆者自身も2人目の妊娠・出産をまだあきらめたくないと思っているうちの1人です。





『②更年期障害を発症する可能性がある』ですが、
子宮や卵巣などの女性特有の臓器を摘出すること=閉経状態となります。


閉経と同時に起こるのが更年期障害です。


更年期障害は人によって症状が様々ですが、
中には日常生活に支障が出る場合もあります。


20~30代といえばまだまだ働き盛りですし、
筆者のように子育て中のママさんも少なくないと思います。


そんな忙しい時期に
わざわざ更年期障害になるかもしれない手術をあえて選択する方も少ないかと思います。





〜marotanukiの場合~


①と②以外にも
子宮などの女性特有の臓器を適用すること自体に抵抗を感じる方も多いと思います。


人によって価値観・考え方は違いますが

marotanukiの場合は、

今は
「ディナゲスト」という選択肢があるならわざわざ手術(摘出・病巣除去)をしなくてもよいと思いました。


主人にもそのことを伝えると手術は反対とのことで落ち着きました。


子宮内膜症を治療中の方、
診断を受け悩まれている方、
もしかしたら子宮内膜症かも・・・
と疑っている方・・・



一緒に頑張りましょう!!!



もしかしたら子宮内膜症かも・・・

と感じている方はなるべく早く婦人科受診することをおすすめします。


どうせ閉経まで治らない・・・

と思うかもしれませんがうまく病気と付き合っていく方法ならあります!


最後までお読みいただきありがとうございました。
















 *この記事を書いたのは*
HSS型HSEのアラサー主婦 まろたぬき(marotanuki)です。 フルタイムワーママを7年続けたが、いつのまにか心身ともにボロボロに。 気づいた時には時すでに遅し。 持病を3つも抱えることに(子宮内膜症/睡眠時無呼吸症候群/過敏性腸症候群) 過敏性腸症候群は自力で寛解したものの、他2つは2022年現在も治療中。 持病系ブログを中心に、雑記ブログを日々更新中。